絞りの「形状記憶加工」体験プログラム ~家族de修学旅行 in NAGOYA~
重要伝統的建造物群保存地区や日本遺産で知られる有松エリアのおたからを集め、絞染色のまちをもっと身近に感じられる、驚きや発見が詰まった体験型のプログラムです。その魅力を感じていただくため、産地のつくる現場を実際に見ていただく入門コースです。個人では入りにくい職人の工房を訪問し、絞染め体験していただきます。
POINT
– 個人では入りにくい職人の工房を訪問
-身近な道具を用いて「くくり」の凹凸の形を残す加工を体験
– ポリエステル製エコバッグ(W380×H410mm)を絞り、そのままお持ち帰りできます
ツアーガイド
濱島正継・はまじままさつぐ
1957年、愛知県生まれ。江戸末期から続く濱忠有限会社・有松工芸の7代目。有松工芸は絞り・染色加工をはじめ、6代目貞雄が有松で初めてナイロンの形状記憶加工を考案し、兵児帯(へこおび)を中心に加工を請け負った。現在は染色体験を中心に、絞り商品の販売などをおこなう。
体験の流れ
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有松・鳴海絞会館の見学
受付会場を兼ねて有松・鳴海絞会館の1Fで参加者のみなさんと合流!
有松・鳴海絞りがどのように生まれ、現在まで続いていたのかを学びましょう。会館には職人さんらによる実演がおこなわれています。流れるような手さばきを見るだけでなく、直接お話を伺いすることもできます。
※入館料が参加費に含まれております
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絞りのまち有松を散策
旧・東海道沿いにはレトロな建物や長い歴史を持つ商店が立ち並びます。ひとりで入るにはドキドキするような建物やお店も、みんなでのぞいてみましょう。絞り染めと建物の不思議な関係を店主さんから聞くことができるかも!?
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濱島正継さんによる「くくり」説明
江戸末期から続く濱忠有限会社・有松工芸の7代目、濱島正継さんによる工場のご案内。さまざまな道具を用いた「くくり」の技術も実演を交えてわかりやすくお伝えします。
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絞りの形状記憶加工体験
今回は、輪ゴムや糸、ビー玉など身近な道具で絞ったポリエステルのエコバッグを「形状記憶加工」します。
絞りの立体形状によって伸び縮みするユニークなエコバッグをつくりましょう!
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集合写真・現地解散
指導してくれた職人さんと一緒につくった一枚をもって集合写真。当日中に参加者の方へ写真をお送りいたします。
注意事項
– 歩きやすい格好、染色体験では汚れてもいい格好またはエプロン(ビニール・ポリ手袋)などをお持ち下さい
– 台風や大雨警報が発令された場合をのぞき、雨天の場合も開催します。
– 掲載の写真は全てイメージです。また、訪問する工房は観光地ではないため、事情により内部見学ができないことがあります。あらかじめご了承ください。
– 訪問地には壊れやすいものもありますので、お子様と参加される際はお子様から目を離されないようにお願いします。
– ガイドはやむを得ず変更になる場合があります。
ツアー概要
実 施| 毎週日曜日 午前|10:00-12:00、午後|13:30-15:30(一部例外あり、詳細はご予約のページより)
所要時間|2時間
催行人数|最小催行人数2人/最大催行人数8人
集合場所|有松・鳴海絞会館[MAP]
予約受付締切|開催の1週間前まで
服 装|歩きやすい服装でお越しください。工房見学や染色体験の際に汚れてもいい服装、またはエプロンなどをご持参ください。